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SYSTEMATIC CHAOS / Dream Theater

Dream Theater(ドリーム・シアター)のアルバム「SYSTEMATIC CHAOS(システマティック・ケイオス)」の紹介・レビューです。

ジャンル:Progressive Metal


Amazonの商品紹介より
このCDの仕様
日本でも多くのファンを魅了するプログレッシブ・メタルの先駆者、ドリーム・シアター
ロードランナー移籍第一弾にして、2年振りとなる9thアルバムが完成!


初回分のみ封入特典(内容未定)予定

●プログレッシブ・メタルの先駆者であり、日本でも多くのファンを魅了するドリーム・シアター。
2007年、ロードランナーへ移籍!
スタジオ・アルバムとしては2005年6月に発売された『オクタヴァリウム』以来、実に2年振りとなる9thアルバムをリリース!

●2006年9月にニューヨークのAVATAR STUDIOに集結し、ベテラン・エンジニアでミキサーのポール・ノースフィールドを迎えて制作。これまで通り、マイク・ポートノイとジョン・ペトルーシの共同プロデュースによる渾身の7曲!そのうち1曲は25分にも及ぶ大作!

マイク・ポートノイ(ドラム)からのコメント
「このアルバムは俺たちが今まで達成してきた全ての要素が詰まっている。ミュージシャン精神、頭を打ち砕くようなリフ、壮大でプログレッシブな大作、胸をしめつけるメロディーにフォーカスしたんだ。俺たちには世界で最もヘビーで熱狂的なファンがいる。彼らはこのアルバムをきっと気に入ってくれるだろう。レーベルと密接に関わることによって新しいファンも獲得したいね」

メンバー:
Mike Portnoy - drums
John Petrucci - guitars
John Myung - bass
James LaBrie - vocals
Jordan Rudess - keyboards

曲目リスト
1. In the Presence of Enemies, Pt. 1: Prelude/Resurrection
2. Forsaken
3. Constant Motion
4. Dark Eternal Night
5. Repentance
6. Prophets of War
7. Ministry of Lost Souls
8. In the Presence of Enemies, Pt. 2: Heretic/The Slaughter of the Damned/



ドリーム・シアターの第9作目にあたるこのアルバム、僕は予約して初回限定版(アルバム制作のドキュメンタリーDVD付き)を買ったのですが・・・。 まあ、初めて聴いたときには、ドリーム・シアターももう終わったな・・・、とか思ったものですが・・・w 

6/24に新譜がでるということで改めて聴いてみると、なかなかどうして、悪くないですね。彼らの成長・円熟が分かるようになってきました。もちろん、それがファンの望む方向への成長であるのかどうかは、別の話ですがw とりあえず、ドリーム・シアターを初めて聴く人にはオススメしません。とりあえず「Images and Words」あたりを聴いてみてください。Popで聴きやすく、かつ、彼らの世界を堪能できる超名盤です。

アルバム通して、テンポが抑え気味のような気がします。スリリングでスピーディーなソロの掛け合いとかを主に期待している人は、ガッカリするかもしれません。そろそろ歳をくってきたからでしょうかw

あとは、アルバムの雰囲気の統一感というものがあまり感じられませんね。一曲一曲の方向性がバラバラな感じ。まあ、だからこその「SYSTEMATIC CHAOS」(組織的な混沌)なんでしょうけど・・・。彼らの集大成的なアルバムというよりは、彼らを作っている要素の寄せ集め的な・・・?w  彼らのアルバムは毎回そうですけど、このアルバムは特に、有名プログレ、ないし、メタルバンドへのオマージュという名の模倣がひどい気がしますね。このジャンル(プログレッシブ・メタル)のオリジネイターであるからには、ジャンルを引っ張っていく義務があると思うんですが・・・。まあ、なかなか難しいのは分かる、というか、それが本質なのかもしれませんね。
ところで、「SYSTEMATIC CHAOS」ってもしかして複雑系とかに言及してたりするんでしょうかね?だとするならば「プログレッシブ・メタル」が単なるプログレとメタルの足し合わせではないと感じさせてくれるアルバムを作ってもらいたいです。昔の彼らにはそれがあったような気がするんですが・・・。

冒頭で悪くないとかいっておきながら、ネガティブなことばっか言ってますねw 

アルバム中ではIn the Presence of Enemies,Pt1 & Pt2 ,Constant Motion, Ministry of Lost Soulsあたりがドリーム・シアターらしくて好きです。
Dark Eternal Night,Constant Motionからは「Train of Thought」的な、Ministry of Lost Soulsからは「Octavarium」的な流れを感じます。Forsakenはなんかエヴァネッセンスとかそっち系っぽい。Repentanceはアルコール依存症を克服する12のステップのⅧ、Ⅸです。一連の流れを考慮してか、今回のはかなり控えめ。

まあ、適当なことをむちゃくちゃに書いてきましたが、聴きこむほどに良さがわかってくる類のアルバムだと思います。まあ、逆にいえば、初対面のインパクトは薄い、そんなアルバムです。 ファンの人は通過点として聴いてみるのもよいのではないでしょうか?これが彼らの到達点である、とは思いたくないですw この作品の価値を決めるのは彼らが次に出すアルバム次第、ではないでしょうか。

tag : 音楽 音楽生活 disk_review

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