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The Days of Wine and Roses Lyrics 酒とバラの日々 歌詞

発表は1962年,同名の映画「Days of Wine and Roses」の主題歌として.

映画のテーマはアルコール中毒です.まず夫がアル中に,それに引き摺られて妻もアル中に.夫はなんとかアル中から脱却できたものの,妻のアル中は更生できず,別れを迎えるというバッドエンド.

作詞のJohnny Mercerは,他にも枯葉(英語版),サテンドール,ムーンリバーなどの作詞を手がけている大御所です.


The Days of Wine and Roses
歌詞と訳


Lyrics : Johnny Mercer

The days of wine and roses
laugh and run away like a child at play
Through a meadowland toward a closing door
A door marked "nevermore" that wasn't there before

酒と薔薇の日々は,遊んでいる子供のように笑い,そして走り去ってゆく
草原のなか,以前にはなかった「もう二度とない」と書かれた閉まりゆく扉に向かって

The lonely night discloses
just a passing breeze filled with memories
Of the golden smile that introduced me to
The days of wine and roses and you

孤独な夜は,ほんのひと時の間だけ,そよ風を吹かせる.
僕を,酒と薔薇そして君がいた日々へと誘った,
あの輝くような笑顔の想い出で満たされたそよ風を.



ところで,この曲のタイトルでもある「the days of wine and roses」というのは,イギリスの詩人Earnest Dowsonの詩に由来しています.

They are not long, the weeping and the laughter,
Love and desire and hate;
I think they have no portion in us after
We pass the gate.
涙と笑い,愛と欲望と憎しみ
それらの命は長くない.
私たちが(時の)門を通り抜けた後には,
私たちの中からもう消えてしまっているだろう.

They are not long, the days of wine and roses:
Out of a misty dream
Our path emerges for a while, then closes
Within a dream.
酒と薔薇の日々,そんな日々は長くはない.
霞がかった夢のなかから
私たちの進むべき道はほんのひと時だけその姿を現し,
やがて夢の中へとその道を閉ざす.

– Ernest Dowson, from "Vitae Summa Brevis" (1896).


この詩から考えると,酒は「笑いと涙」,薔薇は「愛と欲望と憎しみ」を表現しているように思えます.
さまざまな感情とともに彩られる若き日々は長くはなく,老いてしまう(pass the gate, 時の門をくぐる)と鮮烈な感情を持てなくなってしまう,といった感じでしょうか.

歌詞のほうでは,「the days of wine and roses」は二人が健康(アル中になっていない)な頃の素晴らしき日々であり,妻は結局アル中から脱却できなかった(二度とは戻れない扉を抜けてしまった)ため,そんな日々はもう戻ってこない(Nevermore)といったニュアンスかなぁと思います.
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テーマ : 楽曲紹介 - ジャンル : 音楽

Pull Me Under Lyrics 歌詞

Dream Theaterの実質的なデビュー作「Images & Words」(1992年発表)の1曲目,「Pull Me Under」の歌詞を訳してみました.

何を今更って感じですが,つい最近ふと聴きたくなって,DTの素晴らしさを再確認したのがきっかけです.

ちなみにこの曲,シェイクスピアの「ハムレット」がモチーフになっています(参考:Pull Me Under and Hamlet).歌詞のなかに「ハムレット」中の台詞と対応した部分がかなりあります.ハムレットの解釈・訳は「A Cup of Coffee」様によるものと,岩波文庫の「ハムレット」(野島秀勝 訳)を参考にさせていただきました.

シチュエーションとしては,ハムレットの死の間際でしょうか.復讐を遂げ,自らも毒刃に倒れるハムレット.あとは地獄へと引きずり込まれるのを待つだけ(Pull Me Under)."Oh that this too, too solid flesh would melt" と歌われるアウトロは途中で急に途切たようになりますが,それはすなわちハムレットが「事切れた」瞬間を表現しているのではないでしょうか.


Pull Me Under 歌詞と訳


Lyrics: Kevin Moore

Lost in the sky

空で自らを見失ってしまった

Clouds roll by and I roll with them(*1)

雲は流れ行き,俺も雲とともに流れゆく

Arrows fly

矢は飛び交い

Seas increase and then fall again(*2)

苦難は増し,再び降りかかってくる


This world is spinning around me

世界は俺の周りを渦巻いている

This world is spinning without me

この世界は俺を蚊帳の外において廻っているのだ

Every day send future to past

日々は未来を過去へと送り流し

Every breath leaves me one less to my last

息を吐くたび,俺の命の猶予は刻一刻と削られてゆく


Watch the sparrow falling
Gives new meaning to it all

見よ,雀の落下でさえ全く新しい意味をもつようになるのだ

If not today nor yet tomorrow
then some other day(*3)

今日でもなく,明日でもないなら,やがていつか来るのだろう


I'll take seven lives for one (*4)

俺は1つの命のために7つの命を奪うだろう 

And then my only father's son

然して俺は,俺のただ一人の父の息子なのだ.

As sure as I did ever love him (*5)

ああ,俺はまったく確かに父を愛していた.

I am not afraid

俺は恐れてなどいない.


This world is spinning around me

世界は俺の周りを渦巻いている

The whole world keeps spinning around me

三千世界は俺の周りを巡り続けている

All life is future to past

すべての生は過去へと続く未来

Every breath leaves me one less to my last

息を吐くたび,俺の命の猶予は刻一刻と削られてゆく


Pull me under Pull me under

俺を引き摺り堕としてくれ

Pull me under I'm not afraid

俺を引き摺り堕としてくれ,俺は恐れてなどいない

All that I feel is honor and spite

俺が感じるのは,名誉と呪われた因果だけ

All I can do is set it right(*6)

俺に出来るのは,外れてしまったこの世の箍(たが)を正すことだけ


Dust fills my eyes

塵が我が眼を覆い

Clouds roll by and I roll with them

雲は流れ行き,俺も雲とともに流れゆく

Centuries cry, Orders fly (*7)

時代は慟哭し,命令が飛び交い

and I fall again

そして再び俺は堕ちる


This world is spinning inside me

この世界は俺のなかで渦巻いている

The whole world is spinning inside of me

三千世界は俺のなかで渦巻いているのだ

Every day sends future to past

日々は未来を過去へと送り流し

Every step brings me closer to my last

すべての事態は俺は最後の刻へと近づけてゆく


Pull me under Pull me under

俺を引き摺り堕としてくれ

Pull me under I'm not afraid

俺を引き摺り堕としてくれ,俺は恐れてなどいない

Living my life too much in the sun

陽の下で長く生きすぎたのだ

Only until your will is done(*8)

ただ神の御心が行われるまでの間だけ

Oh that this too, too solid flesh would melt.(*9)

ああ、この固い肉体が溶けて...


(*1)Act1, scene2
CLAUDIUS
How is it that the clouds still hang on you?
クローディアス
どうして、お前の額にいつまでも雲が陰っているのか。

(*2)Act3, scene 1
Hamlet
To be, or not to be: that is the question:
Whether 'tis nobler in the mind to suffer
The slings and arrows of outrageous fortune,
Or to take arms against a sea of troubles,

And by opposing end them? To die: to sleep;
No more; and by a sleep to say we end
The heart-ache and the thousand natural shocks
That flesh is heir to, 'tis a consummation
Devoutly to be wish'd. To die, to sleep;
ハムレット
生きるか死ぬか、それが問題だ。
どちらが高貴な心といえるだろうか、
荒れ狂う運命の投石や弓矢にじっと耐えているか、
それとも圧倒する困難に向かって武器を取り、
異議をとなえて、一切を終わりにするか。死ぬとは、眠ること、
それだけだ。そして一度眠れば、
心の痛みもこの身体がうける数限りない衝撃も
一切が終わりになる。これが敬虔なる者が渇望する
最後の極致だ。死ぬことは、眠ること。

(*3)Act5, Scene2
HAMLET
Not a whit, we defy augury: there's a special providence in the fall of a sparrow. If it be now, 'tis not to come; if it be not to come, it will be now; if it be not now, yet it will come: the readiness is all: since no man has aught of what he leaves, what is't to leave betimes? Let be.
ハムレット
心配しなくていい。おれは占いは信じないが、雀一羽落ちるにも天の配慮がある。それが今なら、あとでは来ないだろう。あとで来ないなら、それは今だろう。それが今でなければ、やがて来るだろう。いかなるときにも覚悟はしておかねばならぬ。誰もが、去るときはすべて残して行くのだから、早く世を去ったからといって、何のさわりがあろう。もう言うな。

(*4)ハムレットは劇中で7人の死となんらかの関わりがある.ボローニアス,オフィーリア,ローゼンクランツ&ギルデンスターン,ガートルード,レアティーズ,クローディアスの7人である.

(*5)

(*6)Act1, Scene5
So, gentlemen,
With all my love I do commend me to you:
And what so poor a man as Hamlet is
May do, to express his love and friending to you,
God willing, shall not lack. Let us go in together;
And still your fingers on your lips, I pray.
The time is out of joint: O cursed spite,
That ever I was born to set it right!

Nay, come, let's go together.
それでは、紳士たちよ、
愛をこめてお願いする。
ハムレットほどに哀れな男でも、
愛と友情を君たちに送ることは出来るし、
神も手を伸べてくれよう。一緒に行こう。
そしてどうか黙っていてくれ。              
この世のたがが外れている。ああ、無念至極だ、
それを正すために生まれてきたとは。
さあ、行こう、一緒に行こう。

(*7)Act5, scene2
HORATIO
Not from his mouth,
Had it the ability of life to thank you:
He never gave commandment for their death.
But since, so jump upon this bloody question,
You from the Polack wars, and you from England,
Are here arrived give order that these bodies
High on a stage be placed to the view;
And let me speak to the yet unknowing world
How these things came about: so shall you hear
Of carnal, bloody, and unnatural acts,
Of accidental judgments, casual slaughters,
Of deaths put on by cunning and forced cause,
And, in this upshot, purposes mistook
Fall'n on the inventors' heads: all this can I
Truly deliver.
ホレイシオ
いや、その人の口からは聞けないであろう、
たとえその人が生きていて感謝の言葉を言えたとしても。
その人は決して彼らの死を命じたわけではない。
しかしこの血みどろの決闘の余韻がいまだ消えぬ時、
あなたはポーランドの戦から、そしてあなたはイングランドから
到着したばかりでしょうが、どうか早くこの遺体を
壇上高く運ぶよう命じて欲しい。
わたしは、その前に立ち、事情を知らぬ世間の人々に
どのようにしてこのことが起きたのか、語りたい。
そうすれば、あなたがたは知るだろう。肉欲にまみれた、血なまぐさい、異常な行動を、
不慮の天罰を、思わぬ殺人を、
窮余の一策で巧妙に仕組まれた死を、
そして、すべての結果として、手はずの狂った陰謀が
仕掛けた者たちにふりかかる様を。これらすべてを
わたしは真実をもって語ろう。

(*8) Thy will be done 御心が行われますように,といった表現があるので,your will = 神の御心 と解釈しました.ハムレットの父の意思(つまり復讐)ともとれるかも知れません.

(*9)Act1, scene2
Hamlet
O, that this too too solid flesh would melt,
Thaw and resolve itself into a dew!
Or that the Everlasting had not fix'd
His canon 'gainst self-slaughter! O God! God!
How weary, stale, flat and unprofitable,
Seem to me all the uses of this world!
Fie on't! ah fie! 'tis an unweeded garden,
That grows to seed; things rank and gross in nature
Possess it merely. That it should come to this!
ハムレット
ああ、この固い肉体が溶けて
分解して露となればいい。
ああ、永遠なる者が自殺を大罪とする
掟を定めなかったらよかったのだ。ああ神よ、神よ、
この世の一切の営みは
なんと、疲れはて、単調で、退屈で、空しいのだろう。
ええい、何とでもなれ、この世は雑草がはびこった庭だ、
伸びほうだいで実のなるにまかせ、下品で粗野なものが
すっかり覆い尽くしている。事、ここに至るとは。




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There will never be another you (アナザー・ユー) 歌詞



初演は1942年,ミュージカル映画「Iceland」にて.

この映画は,第二次世界大戦中におけるアメリカ海兵隊のアイスランド駐留(アイスランド侵攻)が舞台.

海兵が,これからお別れになるレイキャビク(アイスランドの首都)の女性に向けて歌ったというシチュエーション.


There will never be another you
歌詞と訳


music: Harry Warren, lyrics: Mack Gordon

VERSE


This is our last dance together,
Tonight soon will be long ago.

これが君とともに踊る最後のダンス.
今夜のことはすぐに昔話になってしまうんだろうね.

And in our moment of parting,
This is all I want you to know...

だけど別れの際に,これだけは知っておいて欲しい.


CHORUS


There will be many other nights like this,
And I'll be standing here with someone new.

こんな夜がこれからもたくさんあるだろうし,
そのとき君じゃない誰かと一緒にいることもあるだろう.

There will be other songs to sing,
Another fall...another spring...

他にもいろんな歌を歌うだろう.
秋が来て...それから春が来て...,

But there will never be another you.

でも,君じゃなきゃだめなんだ.

There will be other lips that I may kiss,

君以外の誰かに口づけすることだってあるかもしれない.

But they won't thrill me,
Like yours used to do.

だけど,君の唇ほどには僕をドキドキさせてくれないだろう.

Yes, I may dream a million dreams,

ぼくはこれから数え切れないほどの夢をみるだろう.

But how can they come true,

だけどそんな夢,叶いっこないんだ.

If there will never, ever be another you?

だって僕は君じゃなきゃだめなんだから.



↑Vocal: Maya Hatch さん. 伸びのある,透明度の高い歌声が素敵です.生で聴いてみたい!


↑Oscar Peterson の カルテットによるThere will never be another you.ドラムソロ,カットするな~!!
正直この曲は歌が入ったものより,歌なし(インスト)の名演が非常に多いです(笑)

しっかし,
侵略してきた軍人に「There will never be another you」といわれて,現地女性はキャッキャウフフな感じになる・・・か?
実際,「戦争」だの「侵略」だの重いテーマが関わっているにもかかわらず,プロットが軽かったらしいことから,映画自体の評判は「・・・」だったようです.

テーマ : 楽曲紹介 - ジャンル : 音楽

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